10月22日(祝) 伝統芸能のお知らせ

この度、出演者の御厚意により、10月22日(祝)に、
拙宅で下記の集いを開催させていただくことになりました。
お近くで能楽を身近に感じていただく良い機会になると思います。
この日は、祈り、祝ぎ、祓いなどをテーマに舞を鑑賞いたします。
出演は、京田辺市興戸在住の女性能楽師・松井美樹先生、
そして同じく能楽師・高橋正光さんです。
ご都合がつかれましたら是非いらしてくださいませ。
お申し込みをお待ちしております。
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<能のなかの祈りの「かたち」>
日時:2019年10月22日(祝)14時開演15時終了
出演:松井美樹(能楽師シテ方観世流)、高橋正光(能楽師ワキ方宝生流)
ご参加費:1,500円(お茶菓子、学校への寄付代金含む)
定員:20名(定員になり次第締め切らせていただきます)
会場:京田辺伝統芸能伝承研究会 事務局
(京田辺市同志社住宅内個人宅。最寄り駅:JR同志社前駅、近鉄興戸駅)
詳しい住所はお申し込み頂いた方にメールさせていただきます。
申込先:kyotanabedentou@gmail.com 10月21日午後4時まで。
ただし会場狭く定員が20名ほどですので、早めのお申し込みをお願いいたします。
 〜当日プログラム〜
◯13時〜13時50分迄 お呈茶
野外デッキにて。テーブルでのお呈茶があります。
◯14時〜15時 <能のなかの祈りの「かたち」>
能におけるさまざまな「祈り」の形を
仕舞五番立てで皆様に感じていただきます。
予定
*脇能「祝ぎ」
*修羅能「鎮魂」
*鬘能「成仏」
*雑能「祓い」
*切能「イノリ」
◯会終了時〜16時迄 お呈茶
野外デッキにて。テーブルでのお呈茶があります。
※雨天の際は、リビングルームの一角にてお呈茶があります。
☆お呈茶について
上演前後の13時から13時50分、上演終了時から16時まで、お呈茶の時間があります。
 野外で、テーブルでの気軽なお席です。
上記のお時間の間ならいつでもお入りいただけます。
入られた方から順にテーブルの空いているお席におつきください。
上演前、上演後のどちらかご都合のよい時間帯にお越しください。
茶道の知識は全く必要ありません。洋装のまま、お持ち物も無しで、
どなたでも気楽にご参加いただけます(茶室での呈茶ではありません)。
素敵なピアノ伴奏もお楽しみいただきながら、
和やかなひとときをお過ごしください。
美味しいお菓子とお抹茶をご用意してお待ちしております。
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はかま

先月能楽師の松井さんが我が家にいらした時に履いていらっしゃり、すすめられた

「はかまパンツ」。

私も袴については舞踊の時に着用したかったのですが、

紐の部分などでちょっと時間がかかるので、短い休憩時間にパッと着替えられる袴もどきがないかなあと

ちょうど思っていた時でしたので、そのことがテレパシーで届いたかな?と思うくらいのタイミングで勧められびっくり!

先月から舞踊の時間は↓このように白衣と袴パンツとあわせています。

だれも気づかなかったようです。

キュロットパンツのようにさっと履けて、参加者さんをおまたせしないので、

とても便利。

もちろん、最初から着ていければ普通の袴でいいのですが、

講習の最初はたっぷりストレッチしたいのと、わの舞の時間は西洋の体使いも入ってくるので、

いつもの軽くて薄いコスチュームが動きやすいです。

その後、休憩時間にさっとこちら↓に着替える。

和学舞踊にはぴったり?です♡

松井さん、ありがとう😃

今からまた袴パンツを持参して、舞踊に、行ってきます!

 

初めての茶の湯

「初めての茶の湯」講座参加の為、4名で京都・北山会館に行ってまいりました。

 

3名の方は現在お客様の勉強をしていらっしゃる方々で、よいお話が聴けるのでは、お家元のお好みの茶道具の展示を観賞するのも勉強になると、お誘いしましたが、なにより北山会館の気持ち良い空間を感じていただきたいなと思ったのがありました。

ところが、私自身がとてつもなく勉強になった内容で、今回参加してよかったー!!と感激しています。

まずひとつに、お家元稽古をされている内弟子さんたちのお稽古をそのまま舞台で見せていただける内容になっていたからです。

宗匠の楽しい解説につられて動揺することもなく、照れ笑いすることもなく、始終真剣な面持ちで、集中していた3名の内弟子さんたち、まるで鴨川の流れのように素晴らしかったです。 特に亭主役をされていたK先生。

宗匠の面白おかしいお話に影響されず全くぶれません。これは、どれほど点前に集中されていたかを物語っています。だからあのように安定した美しい点前ができるのだと思いました。それはお連れした3名の方にも伝わったようでした。

お家元げいこでは薄茶点前の稽古しかされないそうです。毎回毎回何年も何十年も、淡々と続く薄茶稽古。どれほどの大事な基礎が薄茶点前に詰まっているかということです。

お茶を作って飲むなんて簡単なことではないですか。

なぜそんなに長い間稽古を積むの?

なんで右手、左手、足さばき、そんなに大事なの?

そんなこと、なんでもいいのではないの?

どうして「お茶を点てる」というの?「お茶を作る」ではないの?

宗匠の問に、宗匠からの答えは講座中はありませんでした。

「日日是好日」の映画にもあったように、生を受けた私達に与えられた時間というものの経過と共に、

わかることがあるようですよというほのめかしはありました。

自分を振り返ると私もその通りと感じました。

最初のころわからなかったこと、今、自分なりの、講座中で上がった問の答えがあります。

その答えらしいものは、将来変化していくのかもしれないししないかもしれません。時間の経過と共に様々な人生経験、積み重ねがあり、たどり着いている私なりの答えです。インターネットで答えが検索できるかもしれません。私なりの答えをどなたかに言葉で伝えることは出来るかもしれません。でも、そのネットの答えや私の言葉が他の人の心に腑に落ちるかどうか、それはその人それぞれの時間の経過と共に積み重ねてきた経験によります。

だから宗匠は、まずやってみること、続けてみること、を言われます。

1時間半の素晴らしい講演の後は、お茶をたてるミニワークショップに参加できるとのことでした。

おちょぼを一つ口に頬張りながら自服する。

とっても楽しかった!とみなさん。

宗匠も内弟子さんたちに混じって私達をリードしてくれ、とても和気あいあい。

 

 

最後に、呈茶席で歓談しながらの喫茶タイム。

この日は嘯月のかるかんと、柳櫻園。

ほっと一息、美味しい美しいものをいただきながら、みなさんの今日の体験の感想をきかせて頂く時、

私はとっても幸せに感じました。

有意義なひとときを、ありがとうございました。

またご一緒してくださった方々、お付き合い、ありがとうございました。

来年もまたこの「初めての茶の湯」講座が開催されるなら、

あの人もこの人も一緒にいけたらいいなあ😃、喜ぶだろうなあ、と想像しながら帰路につきました。

奈良へ

主人のお誕生日のお祝いに、奈良に誘いました。

お昼に、「白」というところで和食ランチをいただきました。

和の落ち着いた設えは、土壁の包み込むような優しさが特徴で、癒やされました。

季節を感じさせてくれ、とてもヘルシーなお食事をいただいた後、

(↑壁に飾られているのも季節の和花)

奈良駅の方面からずっともちいどの方を歩き、鹿さんの沢山いる奈良公園を通って、

志賀直哉邸に着きました(歩くのにはかなりの距離でした😪)。

ここはずっと気になっていましたが、

なかなか来れていませんでした。

建築の好きな人だったらきっと好きだろうと思い、

入場したら大正解!

主人はとても興味深くあちらこちらを拝見していました。

外国人を奈良にお連れするときはおすすめの場所です。

和の住宅をゆっくりしっかり拝見することができます。

また、志賀直哉さんは洋のデザインもところどころ取り入れたので、

いくつかの部屋は和と洋が融合していて、きっと興味深いはずです。

それだけでなく、茶室も作られていて、飛び石や蹲のある中庭も風情があります。

 

高畑、、、京都・山科で生まれた志賀直哉さんが、移り住んでみたいと思うのもわかります。

山々が美味しい空気をもたらす落ち着いた住宅街、

奈良の古い文化財や自然が豊かで、

「東は春日山の原始林、北には春日の森を透して飛火野の緑の芝生が展開するという、

静かな奈良の町の中でも特に風光明媚な屋敷町」です。

 

喜んでもらえたようで、よかったです😃

映画村

娘が学校の演劇発表で頑張ったプチお祝いに、お願いされていた「京都太秦映画村行き」を実行しました。

 

私にはさっぱりわからない催し物がちょうどあり、娘はそれがお目当てで、わかる人にしかわからない法被を着て、

わかる人にしかわからないポーズをとって嬉しそうにしている人たちが沢山来ていて、娘もそのうちのひとりでした😲

↑普通の人は意味がわかりませんよね…?

 

セッティングされた部屋(場面)で、こんな箱を背負って嬉しそうにしている人もうろうろしています。

わかる人にはわかる、とっても意味のある箱(あるいは箱を背負うということに意味がある?)らしいです。

私もその箱に入って写真を撮れと言われたので、

わけもわからず箱に入…れませんでしたので、腰掛けただけですが。

なにがそんなに嬉しいのでしょう(笑)

がまの油の油売りの演技のほうが、私には断然分かりやすかったです(笑)

 

お侍さんが普通に歩いていたり、江戸の町並みが身近に感じられるのは、面白いと思いました。

 

とにかく10月というのにとっても暑い日でしたが、娘に喜んでもらえてよかったのではないかと思った一日でした。

秋の色

もうすぐ寒露を迎えるというのに、まだ汗ばむ日が多いこの頃ですね。
食材や草花からは、それでも深まりゆく秋を感じます。
先日、沢山の真っ赤なお林檎が届きました。
甘酸っぱい香りは、色々なイメージを引き出してくれます。
紅茶の美味しい季節でもあり、秋の果実を使った焼き菓子のお茶タイムも、
うれしいひとときです。

体験レッスン

今日、テーブルスタイル茶道の体験レッスンに、お一人滋賀からいらしてくださいました。

とても素敵な方でした。

 

学生時代にお茶を学ばれたことがおありとのこと、

リビングにも床の間のような場所を設けてみました。

 

もう10月なのに、この暑さ? というような日でしたので、

和菓子やお抹茶のお話をさせていただきながら、

主菓子の前に冷やしておいたゼリーを召し上がっていただき、

その後主菓子のいただき方、干菓子のいただき方をしてみました。

その後お抹茶を召し上がっていただきました。

テーブルスタイルでのお点前についての質問を沢山いただき、

私もとても楽しくすごさせていただきました。

暮らしや環境についての興味の共通点も多く、お話も尽きませんでした。

このような御縁、とてもありがたく感じます。

遠いところから、本当にありがとうございました!!

 

今月の設え

長板

染付葡萄棚皆具 風炉薄茶、濃茶点前

琴のひととき

 

秋風が気持ちよく感じる頃となりました。

 

娘が高校生になり、自分の部屋のスペースを多く使うようになったので、

稽古のスペースを1階に移動することにしました💦

 

6畳の待合で稽古するようになりましたが、今のところ6畳でも充分問題ないです。

この写真を撮った時はちょうど、川岸の向こうは彼岸花が美しく咲いていました。

窓の向こうに少し写っています。

 

秋になると弾きたくなる曲があります。

落葉

秋の七草

近江八景

嵯峨の秋

秋篠寺…

 

昨日、千賀一生先生の講習が神戸で開催され、参加してきました。

電車の窓から、須磨の浦が見えました。

帰りがけ、気持ちの良い海の景色が広がっていました。お仲間が、「あれは淡路」と指差してくれました。

京田辺は内陸なので、海を見るとうれしくて、窓にかじりついてしまいます。

 

ちょっと早いけれど、

「千鳥曲」も弾きたくなりました。

 

しほの山、

さしでの磯にすむ千鳥、

君が御代をば八千代とぞなく、

君が御代をば八千代とぞなく、

淡路島、

通う千鳥のなく聲に、

幾代寝ざめぬ、

須磨の関守、

いくよねざめぬ、

須磨のせきもり。

 

数年ほど前、なんとなく地図でしほの山を探して、その山と淡路島を結んでみました。

そのラインはちょうど、京田辺の上を通るのでした。

そのときから、千鳥の行き交う季節になると、この曲を思い出して空を見上げてしまいます。

 

夏場の稽古を終えて

前にも書きましたが、拙宅の広間はエアコンを設置していないので、

夏場は暑くて稽古はお休みとさせていただいていますが、

今年から、テーブルスタイル茶道から沢山のヒントをいただき、

希望者さんのみでリビングルームでのレッスンをしてみました。

8月のテーブルでのクラスに参加できなかった方中心に、

残暑のある9月にもう一度、リビングで行いました。

 

初秋を感じる設えでお迎えしました。

出産してからはお正月にしか登場しない半月盆を出してみたり、

母が使わなくなった織部の高坏を花器に見立ててみたり、

草花は近所のKさんから分けていただいたり裏庭にあるもので…

 

とにかく家にあるもので工夫してみるのが、私の中のキーワードでした😃

 

 

この日は午前5名の方がテーブルでのお点前にチャレンジしてくださいましたが、

午後はいつもの稽古場でお濃茶の稽古に来て下さる方がいて、設えは2つ分、

火起こしもしたりと、ばたばたしてしまいました。

でも基本、テーブルでのお茶は、炭の用意もいらず、水指も柄杓も必要ないので、準備にも普段より時間がかからず、

亭主側にとっても大分助かると思います。

翌日も、午後、5名の初心者の参加さんがいらしてくださいました。

千賀先生のお弟子さん、先生から和の心を学んでいらっしゃる舞踊仲間です。

この日はまず釜の準備をしていない広間で、席入りや畳での足の運びなど身体使い、

床の間や道具の拝見の勉強をして(2ヶ月抜かすと忘れてしまいがちなので)、

休憩後リビングに移っていただいて、テーブルでのお点前のレッスンをしてみました。

 

私は楽しく過ごせましたが、みなさまにとってはどうだったかしらと思っていましたら、

楽しかったというお便りメールを数人の方からいただき、ほっとしました\(^o^)/

また来年の夏にできたらと思っています。

 

来月から通常稽古に戻ります😃

 

 

 

秋分の日に

まだ残暑はありますが、日に日に秋が深まってまいりました。

 

先日、いつも無農薬の玄米をお願いしている奥田さんから、干しずいきを分けていただきました。

ずいきは随分と昔からある日本の食材で、芋の茎の部分です。

これは、まだフレッシュなうちに皮を剥いでアクに晒してと手間がかかるので、

時間があるときでないとなかなか仕込めないのですが、

この度すでに皮を剥いで天日干ししたものを分けていただけました。

干しずいきの使い方は、検索すればすぐ出てきます。

今回ちょっと変わった使い方をしてみました。

柔らかく煮て(すぐ煮えますので注意です)、固く絞ったものを、ごま油と醤油で柔らかくなってちょっと形が崩れてもOKのままで炒めました。それを牛肉に見立てて、奥田さんの採りたてのピーマンと合わせたら、チンジャオロースー風の一品になりました(*^^*)

 

日本は秋も豊かな食材溢れています。

先日、秋分の日に、前から娘と約束して、高木善之先生という、日本で最大のNPO法人「地球村」の代表をされていらっしゃる方の講演会に二人で拝聴して参りました。過去40年間にわたり、年平均300回の講演をされてこられたそうです。一万回講演されたうち、お休みでキャンセルされたのは0回だそうです!

小中高の学校にも招かれお話されることも多い方で、16才になった娘と一緒に拝聴できればと思っていました。

今回の講演では、地球環境のお話がメインでしたが、私達日本人の暮らし方を見直すありがたい内容でした。

高木先生は科学者でいらっしゃるので、きちんとしたデータで裏付けする講演が特徴的でした。

世界中で一番焼却炉が多いのが日本であり、焼却炉一つ作るのに一億というお金がかかるということ、

賞味期限というものが食べ物に記載され始めたのは戦後で、まだまだ食べれるものを廃棄処分にする量が世界で一番多いのも、日本です。 そして日本の自給率は他の先進国と比べて非常に低いのです。

このような国は、本当の意味で豊かと言えないと感じました。

3時間にもわたる講演で、普段テレビや新聞のニュース、学校では教えられていない事実をお話ししてくださいました。

日本人一人ひとりの小さな心がけで、沢山の食料が無駄にならずにすむということを、娘も知ったようでした。

20代でご縁あって食の勉強をし始めた時から、国産の食材を使うようには心がけてきたつもりですが、近年は少しづつゆるんでいました。 娘がご飯をよく残すのですが、講演を聞いた次の日からは、空のお弁当箱を持ち帰るようになりました。

世界全体、地球という星全体の幸せを願うなら、日本のような国は今の現状、視野の広い分かち合いの心を取り戻すことが急務だと、改めて感じました。

食材だけでなく、暮らしを便利にしてくれるとうたわれる様々な雑貨も、先の世代を想いなるべく土に帰るものにしたいですし、新たに買い物ばかりするのではなく本当に使えるものはないか、すでにあるものを工夫して使ってみる、見立ててみることに頭を使いたいと思いました。手先の器用な方は手作りできますが、私みたいにそうでない場合はお互い助けあって交換しあったり、もっと質素に暮らすことが大切に感じられました。それは苦しいことというより、自分自身の美のセンスを磨く良い機会にもなると思います。

飽食で、モノを捨てる世界一は恥ずかしいと思います。 オーストラリアでは、たしかどのお店でも、野菜果物は袋入りでなく、陳列されたダンボール箱から好きな量をエコバッグに入れて買って帰れました。 他国はほとんどそのようです。 日本はいつまでも袋入り、こういう身近な違和感を、少し勇気をだして地域の議員に話してみるなど、ひとりひとりが出来ることは沢山あると感じます。私達の祖先の暮らしをたどり学ぶことも今見直されています。例えば江戸の日本人のサステナブルな生き方は、茶道稽古場の水屋からもその一端が継承され、感嘆させられます。