「ラダック 氷河の羊飼い」上映会のお知らせ

「氷河の羊飼い」という、自分自身が観てとても感動したフィルムがあり、この度その上映会@京田辺を開催させていただくことになりました(経費を除いた残金を全て寄付させていただくチャリティー上映会になります)。

 

そういえば、もう5年も前になります。

京田辺伝統芸能研究会 ワークショップVol. 1  「伝統ってなんだろう?」シリーズということで、
「懐かしい未来」というDVDの上映会を、松井美樹さんと一緒に開かせていただいたことがあります。
今回の上映会は、第二弾!です。
前回のワークショップの様子はこちら:
前回のWSの感想by松井はこちら:
「あと一日」
「見えないモノを信じるチカラ」https://kyotanabedentou.wordpress.com/2014/06/06/%e8%a6%8b%e3%81%88%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%a2%e3%83%8e%e3%82%92%e4%bf%a1%e3%81%98%e3%82%8b%e3%83%81%e3%82%ab%e3%83%a9/
2019年今年に入り、この「氷河の羊飼い」という映画を観た後、より多くの方と分かち合えたらと思い、拙宅での上映を考え、製作グループのジュレ-ラダックさんに問い合わせたのですが、キャパシティーと上映費の都合で、拙宅を会場にするのは難しいと諦めていました。
でも、心のどこかで願っていたら、ひょんなことから、この度、ゆいネット京田辺さんのお力で、京田辺社会福祉センターでの上映が可能になりました!
ご都合がつきましたら、お誘い合わせの上、ぜひ上映会にいらしてください。
上映後のシェアタイムも、お茶を用意してお待ちしていますので、どうぞご参加ください。
お近くの方に、この告知文を転送していただけます。
よろしくお願いいたします。
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「ラダック 氷河の羊飼い」チャリティー上映会
●開催日:2019年3月30日(土)
開始時間:
<午前の部>
10時(開場9時45分)~11時半 上映(上映時間約70分)、 11時半~12時半 シェア会(お茶会)
<午後の部>
13時半~15時(開場13時15分) 上映(上映時間約70分)、 15時~16時 シェア会(お茶会)
入場料のご協力をお願い致します:ご予約 お一人1,000円(学生:500円)※2日前までにお申し込みください。
                当日 1,200円
上映会後のシェアタイムもどうぞご参加ください!
会場:京田辺社会福祉センター3F 和室1と和室2
会場住所:〒610-0332 京田辺市興戸犬伏5番地の8 

(京田辺市社会福祉センター内) 0774-62-2222(代表)

JR「京田辺駅」・近鉄「新田辺駅」より、奈良交通バス同志社方面、田辺中学校前下車、徒歩1分

近鉄「新田辺駅」から徒歩約20分/JR「京田辺駅」より徒歩約15分

〈車の方〉府道八幡木津線(府道22号線)「京田辺市役所東交差点」より南へ100m

ご予約・問い合わせ先メールアドレス:kyotanabe.dentou@gmail.com
主催:311ゆいネット
協力:京田辺伝統芸能伝承研究会
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「氷河の羊飼い」を観賞して  
宝石のいっぱいつまったような、すごい映画でした。
このフィルムの主人公の女性ツェリンを見ていると、地球交響曲第一番に登場する、ライホルト・メスナーさんを思い出します。

 ツェリンはラダックから一歩も出ずに、自分が置いている環境と、世界の流れを把握しています。

学校に一度も行っていないので、学校基準での教養が全くないと自覚しつつ、自分を卑下することなく暮らしています。

 

とても聡明で叡智に溢れ、逞しく勇敢に生きていて、心から尊敬してしまいます。

ツェリンは、というより私たちという感覚で一瞬一瞬を生きています。

驚くほど愛情深く、限りなく優しくそして可愛らしい女性です。

また、自分の気構え次第と病気にもなりません。

とても内向的で、自分の心の弱さと常に対峙している、自分に厳しいすごい女性です。

あまりにもすごくて観賞中、後半涙が出てきてしまいました。

彼女の哲学は、すべて、大自然から、動物たちから、村の家族たちとの関係性から来ています。

その哲学に、私は心から共鳴してしまいました。

地域も、環境も、言語も、生き方も、すべて違うのに、同じ地球人ということで、こんなにも共鳴しまうのでしょうか…  奇跡的です。

 本当に、宝石のような映画です。 一緒に観に行った娘と夫もよかったと話してくれました。

このような映画を紹介してくださったNGOジュレ-ラダックのみなさまに、ジュレー!!(ありがとう!)
(文責:フィンドレィ)
「氷河の羊飼い」紹介動画はこちら:https://youtu.be/s1xqP-vfuS8
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弥生の稽古

今月の最初の稽古日は3月1日でした。

ひな祭りが近いので、

立雛のお軸をかけました。

旧暦の雛祭りは4月7日、今月一杯はこんな気分です。

 

先生のところで糸巻二重棚の勉強をさせていただいたので、

女性の昔からの手仕事の象徴でもあってちょうどいいと思い、拙宅でも糸巻棚を設えました。

とらや製 あんやき 菜の花を思いださせるような、綺麗な黄色です。

すはま三色団子

半田・松華堂製  雛干菓子

食べるのがもったいないような可愛らしい御箱に並べてあった数々の雛干菓子。

 

 

 

今日は娘の学校の卒業生を送る晴れがましい日でした。

卒業生の集いになにか差し入れをと思い、

たいしたものは容易出来ませんでしたが、レシピを検索し、あるもので簡単なお菓子を(朝急いで)用意しました💦

 

パイシートを伸ばして三角に切る。

ちょうだいした梅ジャムをのせる。

(あまり欲張って沢山のせると、はみ出して焦げの原因になります💦)

手前からくるくると巻く。

トースターで、焦げがつかないよう気をつけながら(最初10分はアルミホイルかぶせて)、

焼く。 最後の数分は卵黄を塗って焼く。

梅ジャム風味のぷちクロワッサンの出来上がり。

 

ご卒業、おめでとうございます!

 

さくらの舞

弥生に入りました。

桜が咲く季節ももうすぐです。

 

先日みんなでさくらさくらの舞の練習をしました。

 

千賀先生の振り付けのさくらには、茶室での所作に役立つ所作が沢山あるので、

この日は参加者さん全員茶道を学んでいることもあり、直向きに取り組みました。

 

3月末(頃でしょうか?)、桜の木の下で踊ろう!という楽しい目標を掲げて、

今月も練習です。

思いがけないお客様

 

この日は急だったのですが、ジャーナリストの守田敏也さんが拙宅にいらしてくださることになりました。

 

守田さんのご著書は数年前に拝読いたしましたが、一度も講演はお聞きできたことがありませんでした。

子どもを預ける親が近くに住んでいるわけでもなく、京都市内まででかけるのも難しくて、機会を逃していました。

 

2019年2月19日、京田辺の拙宅のすぐ近くにお話にいらっしゃるということをお仲間から教えていただき、

午前と夕方の教室の間に、着物のままで駆けつけました!(袱紗はちゃんと外しました(^-^;)💦

経済学者で知られる宇沢弘文氏の晩年の直弟子でもいらっしゃる守田さん。

以前少しだけと謙遜されていましたが、茶道も嗜まれていらっしゃるようで、お抹茶が大好きとのことでした。

夕方の教室の生徒さんと一緒の席で、失礼だったのではという気持ちはありましたが、

教室の日でもなければ私の力量では急なお客様を炭火でおもてなし出来るはずもありません。

主菓子  樫舎製 ゆりねきんとん

干菓子  麩焼きせんべい(YちゃんとNちゃんが金沢・兼六園を旅したときのお土産です)

桜咲く (名古屋・枡半で買ったお土産)

 

守田さんは、静寂さをとても味わっていらっしゃいました。

あれだけ上手にお話しされる講演家でもいらっしゃるのに、なにを発することもなく、全身で静けさに耳をすましていらっしゃるようでした。

一服召し上がっていただいた後、少し和文化についてお話しし合うことができましたが、

共鳴していることが似ていたようでうれしかったのですが、

なによりもお話の仕方がとても慎ましくて、間を大切にされるという方という印象でした。

ますます尊敬してしまいました。

 

全く一期一会のありがたいひとときでした。

 

 

 

味噌作り

もうだめかと思っていたなな色の味噌作りWSに、今年も参加することができました。

昨年の様子:https://kyotanabedentou.wordpress.com/2018/02/19/%e5%91%b3%e5%99%8c%e4%bd%9c%e3%82%8a/

 

ところがあまりにも忙しくて、そういうときうっかりミスが増えるので、この日のWSは午前なのに、午後からだと勘違いしてしまいました!😨

朝用事をしていたら、なな色のかなえさんからお電話いただいて、もう始まっているけれど、まきさんいらっしゃる?とのこと!

急いで駆けつけました(家から5分くらいのところです)!😨

大豆をつぶすところからなんとか参加できて、ほっとしました😅

 

昨年は金沢大地の無農薬の大豆を用意してくれて、一年後のちょうど最近ふたを開けたら、とっても美味しく出来上がっていて、

うれしくなって村上しんぺいさんに鑑定?していただくために少し味噌を持っていきました。二年三年後はもっと美味しくなるよとのことでした。

他の参加者の方々にも一口づつ舐めていただきました。みんな口を揃えて「美味しい!」と言ってくれ、来年が楽しみだそうです。

子どもたちも大豆や麹を落とさないよう、むだにしないよう、頑張っていました^_^

 

昨年と同じく今年も金沢大地の大豆。しんぺいさんにご指導いただきました。

麹も村上ご夫妻の手作り、麹で潰した大豆をすっかり包み込みます。

その後少しずつに分けて、麹と大豆を混ぜていきます。

混ぜた物を丸めて下の樽に強く投げ込みます!

空気が入らないようにするためです。

 

カビが生えたりといった失敗を避けるため、

今年はしんぺいさんが私たちの味噌樽をお蔵で預かってくださいます。

来年も楽しみです。

 

味噌汁は家族も私も大好きで、元気の源のような気がします。

毎年お世話になる大切な発酵食です。

如月の稽古2

三寒四温が続くこの頃、

引き続き筒茶碗の扱いを勉強しています。

とてもきれいなお池ができたので、珍しく写真をとらせていただきました。

 

とらや製 あけぼの

即中斎好 独楽型喰籠

 

とらや製 棹物 新春の野

 

一閑溜四方棚 (ご寄付いただいたお棚です。ありがたく使わせていただいております)

地板より天板のほうが大きいのが特徴です。

 

まだもう少し、稽古場にヒーターが必要です。

 

その日の夜は、いただいた酒粕をつかって、酒粕汁を作ってみました。

鮭、糸こんにゃく、木綿豆腐、ネギ、人参、牛蒡と、冷蔵庫にあったものを色々入れました。

とっても温まって美味しかった(と思う)!

さすが北海道の郷土料理ですね(*’▽’*)

ありがとうございました。

如月の稽古

立春を過ぎ、如月のお茶の稽古が始まりました。

中学生でご参加のMちゃんのお母様がお持ちくださった、黒豆鹿の子。お豆がふっくらと炊かれて、甘味も上品で、とっても美味しいと評判でした。

「初春七草せんべい」(甘春堂)

「桜咲く」(創業天保11年 尾張老舗日本茶専門店、お茶の升半からのお土産。

先日如庵に行った際たまたま宿泊先の近くに升半さんがありました。

お抹茶も、量り売りしてくださいました。)

槍梅蒔絵の高坏

 

 

先生のところで先月教わった長板での点前。先日伺った坐摩神社でも長板でした。

復習を兼ね、今月は早速長板、柄杓立て、火箸を出して設えました。

お濃茶の勉強、その後薄茶のお点前がだいぶ進んできたYちゃんに、絞り茶巾をしていただきました。

他の参加者様には、お客としての筒茶碗の扱いを勉強していただきました。

Yちゃんは舞踊もこつこつと学んでいらっしゃり、ストレッチのおかげで脇がよく伸びるので、火箸や柄杓も、いつもより遠い距離でも(炉の長板の時は遠くなる)しゅっと手を伸ばして落ち着いて届いていらっしゃいました。

 

筒茶碗は今月のような一番冷える時期にお客様に使っていただくと喜ばれるのですが、

その長細い形状のため、通常の茶碗の持ち方ではうまく行きません。

絞り茶巾も、茶巾をお客様の前で絞っている分長くお茶椀に湯が入っているので、

温かいお茶椀で熱々のお茶をお出ししたい配慮で行われます。

 

長板で火箸の扱い、長緒での濃茶、薄茶で絞り茶巾、筒茶碗、盛りだくさんの勉強にしてしまい、私自身とても集中力が必要で、途中でちょっと話を入れるとつい集中が切れて、水をこぼしてしまったり、おしまいの時水を二回汲むのを三回汲もうとしたり(笑)、難しかったです💦

みなさんでふうふう言いながらも、和気あいあいとしたお勉強会になりました。

 

帰り際に、Jさんが、手作りの鉄火味噌をくださいました。

鉄火味噌は、ご存知かと思いますが、限りなく細かいみじん切りにした牛蒡、蓮根、人参といった根菜類を、長時間かけてごま油と豆味噌で炒めていきますが、とても根気がいる作業で、数人の女性たちで力を合わせて作ったほうが良いのです。Jさんや冨貴工房の冨田貴史さんは、これにさらに麻炭を加えます。

寒い時期に身体を陽性に調整してくれる貴重な鉄火味噌。

スケジュールがどうしても合わなくて、Jさん主催の鉄火味噌作りに参加できなくて残念がっていた私のことを、覚えていてくださったのでしょう。本当にお気持ちありがたいと思いました。

 

稽古が終わって片付けが一段落して、2階で着替えていると、先ほど参加してくださっていたKさんがいらっしゃり、美しい白梅を玄関に置いて行ってくださいました。

 

Kさんのお気遣いや白梅の可愛らしさに、心がほっこりと温まりました。

ありがとうございます。

立春を迎えて

大切な節目の日に、前から伺いたかった国宝「如庵」の見学会に、ついに参加いたしました。

 

(2019年2月4日 犬山城から撮影)

 

この見学会についてはまた簡単に書かせていただきますが、帰宅した翌日、とても美しいお言葉が届いていました。

 

心に響くお言葉を、ご縁頂いた方々からもいつも沢山いただきます。

実際の言葉に限らずその方々の知らず知らずの行いやあり方が、この美しい言葉と重なります。

 

一つひとつの思いを、  神が指でつまむのにふさわしい  花にしなさい。

一つひとつの行為を、  神の手に乗せるにふさわしい、  愛という甘い果汁に満ちた  果実にしなさい。

一粒ひとつぶの涙を、  神の蓮華の御足を洗うにふさわしい、  神聖で清らかなものにしなさい。

 

(昨日いただいた薔薇です↑)

 

私の思いや行為や涙は、一体神様にとってどんなだろう?

 

できるだけできるだけ、己を見つめていかなければと思います。

 

 

坐摩神社での茶会へ

節分の前日、先生、先生のお弟子さんとご一緒させていただいた、

大阪の坐摩神社。 「ざまじんじゃ」と読むのとばかり思っていましたが、

「いかすりじんじゃ」と読むんですね。

読み方が難しいものが多いです。

 

四方ビルや高架下に囲まれ、そこだけ昔のままひっそりと佇む神社です。

お席はまさに節分らしい趣向でした。

 

お濃茶のお席でいただいた主菓子が、「咲き分け」と言う銘の、

控えめな甘さでとても美味しい練りきりでした。ご製は菊寿堂とのことでした。

天保のころ創業の、現在17代目の方が営む老舗和菓子屋さん。

調べたら大阪美術倶楽部のすぐ近くでした。ただ土日がお休みです。

大阪美術倶楽部での講習会は週末が多いので、

いつかタイミングよく伺えたらと思いました。

 

お濃茶は、広口釜から立ちのぼる湯気をご馳走に、とても美味しくいただけました。

出し袱紗、青年部主催出し袱紗作り体験でのご亭主お手製のものでした。

 

薄茶席では、了入の「厄はらい」という銘の黒楽を拝見することができました。

正面ではなく茶碗の反対側に鬼の絵があり、

お茶を頂いた後に覗く、底に大きく書かれた「福」の文字。

 

お干菓子も、ぎっしり詰まった五色のお豆が木桝で出され、とても楽しい趣向でした。

 

福は内で縁起の良いお席に、清々しい和やかな気持ちになった一日でした。

大地の暦

縄文暦というカレンダーを使っています。

毎日目を通しています。

このカレンダーを作成された、ちょうど暦についての千賀一生先生のメッセージをいただいていますので、

ここに転載させていただきます。

どうして縄文暦なのかということがよくわかるよう説明してくださっていますので、

是非お読みになってみてください(どなたでも千賀先生のメッセージが届くよう登録できます)。

 

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私は田舎で育ったため、幼少期は一日中畑で過ごすことがほとんどでした。

家族はおにぎりを作って畑に行くのですが、食いしん坊の私は、何度も家族におにぎりはいつ食べるのとしつこく聞くために、祖母は畑に着くと私のためにまず日時計を作ってくれ、棒の影がここに来たらおにぎり、ここに来たら帰るよと教えてくれ、土いじりをしながら太陽が時計の幼少期を過ごしました。

人工物がない広々とした畑では、基本的に存在するものは大地と太陽の二つです。このなにもない中にいると、広い空間の全体が刻々と変化し、見渡す限りの空間の生きているような変化を感じます。大きな命の懐の中にいるような感覚になります。

毎年それが繰り返されると、この懐には一年で大きな鼓動が生じているのがわかります。冬の太陽と夏の太陽はまったく違うのです。 都会にいると、時を数値でとらえがちですが、このような中にいると、時は、数値ではなく、大自然の脈のように感じます。私が生まれて初めて理解した時計は、機械の時計ではなく、太陽の時計。現代の子供たちは、いきなり機械の時計の見方を教えられ、数値で時を理解する育ち方をしますが、私はこれをとても不自然に感じます。

縄文人が冬至を最大の節目と認識していたことは遺跡からわかりますが、なぜ、冬至なのかが私には経験的感覚でわかります。これはまず、計算しなくても誰の目にも当たり前にわかるからなのです。 遮るもののない自然の中で生活していると、自然界や太陽の運行をじかに見て生活します。当然、冬至の節目はいやでもわかるのです。太陽の昇る位置がずれてゆき、折り返して逆行するポイントに何かの意味を感じるのは自然の感覚です。ましてやその節目に人の生死が多く生じますから、重要な日と認識されるのです。さらに、もう一つの折り返しポイントと、両者を結ぶ中間でも生死が集中しますから、四つの節目は、自然な流れで重要と認識されてきます(生死が集中するということは、生きている人の中にも小さな生死が生じているということです。これが節目のリズムをもたらします)。

ただ、縄文の大きな特徴は、集落の全体がこの太陽の運行に合わせて作ってある点です。

たとえば日の出の東の門の柱の影は、冬至の日に集落中央に至り、夏至に中央から最も離れます。集落中央近くの柱の影は、朝は集落の西に、昼は北、夕方は東に向かい、日時計の役を果たします。集落そのものが日時計であり、カレンダーでもある仕組みです。 これは、彼らが時というものを、この上なく尊んでいたからです。

現代のカレンダーの節目は、自然界の運行とは不一致です。 それは、私たち人間のもつリズムとも不一致ということです。 大陸由来の旧暦の暦も、太陽の運行とは不一致です。

縄文暦は、この私たちの原点のリズムを取り戻せたらという思いで作成したものです。 私は、幼少期を思い出すと、太陽の下に土まみれで過ごした日々が本当に幸せであったと思います。 大地と太陽は、私たちを無条件で幸せにしてくれます。 そして、幸せにあるべき自然のリズムを人間にもたらしてくれます。 都会にいるとこの大地と太陽のリズムから外れてしまいがちですが、それを取り戻すことが大切であると思います。

ぜひ今年も縄文暦をご活用いただけたらと思います。

そして、時には大地の上で土まみれの一日を!