師走最後のお共室♪

茶道では、今年も無事最後のクラスを締めくくることができました。
今月後半にいらした方々には、手作りのおぜんざいをお出ししました。
Oさんから譲っていただいた無農薬の餅米でお餅を作って、小豆も無農薬のものをコトコトと煮て、Jさんから頂いた宮崎産のかんころもちもコロンとしのばせてみました。
毎年さつまいもか栗はしのばせるのですが、今年はさつまいもで出来たかんころもちをいただいたのでちょうどよかったです🍠 
一休寺納豆を添えて。

今年は26日午前にお琴のレッスン、午後に着付けのレッスンにいらしてくださった方をお見送りし、終了となりました。

翌日27日は、娘が卒業した学校の保護者さんと子どもたちと一緒に、まちづくりセンターにて真菰の輪飾り作りをし、

なんとなく今日ようやく、来年に向けての支度の時間が出来たように感じます。

みなさまは今いかがお過ごしでしょうか?

昨日は、来年まちづくりセンターで飾らせて頂くお正月の生け花のイメージが8割がた決まりました。

今日はこちらを書き終えて洗濯を干した後(良い天気です!☼)、奈良に行き、いつもの予約してある結び柳を取りに行き、お礼参りをして帰ろうと思います。

2022年は、この小さな稽古場に貴重なお時間割いてお越しくださる方々のお陰で、今年もより空間が高められ、

まさに教室ではなく、共に室(むろ)を作っていかせていただいた感じがします。

ありがとうございます…!

冬至を向かえ、太陽の光があらたに気持ち良いハリを与えてくださっているかのようなここ数日ですね。

25日のクリスマスは、初めて、中崎公会堂という歴史ある建物で講習をさせていただきました。

10年前、有形文化財となったようです。

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/210365

リラクゼーションの時、磁場が強いのか背中にぶるぶる来たので驚いていました。

輪になることが祈りそのものと千賀先生が仰っていましたが、

クリスマスが戦後物質的な豊かさの象徴のようになり、商業的競争の目立つ時期、

あのように皆さんが祈りの場を持とうと集って下さったこと、とてもありがたく思いました。

全世界で多くの方々が、礼拝をしたり、全てのお恵みへの祈りを捧げる聖日です。

身を切るような中困っている人たちに物資を贈る活動で1日を過ごす方々もいます。

中にはあたらなる太陽への感謝の儀式を行う風習が残っている地域も世界各国に存在します。

そのような方々ともあの大地から、

そして中心を通じて共に祈りを合わせることができていたとしたら幸せです。

縄文歴で… 明けましておめでとう

冬至ですね。

カレンダーに、古来から日本には、節目に湯治の風習があると書かれていました。

陰極まる冬至(とうじ)の養生として、柚子を太陽にみたて、湯舟に浮かべて湯治(とうじ)をしてきた…

素敵な風習ですね。 私も、無農薬の柚子と天日干ししたマコモを浮かべて湯治をしています。

お陰でぐっすり温かく眠ることができます。

まだでしたら、是非してみてください。 

近くにお住まいの方には、マコモはお分けできますので、ご連絡くださればと思います。

先ほど、一休寺から帰宅しました。

冬至には、2011年12月21日に亡くなられた木下棟梁のお墓参りをさせていただいています。

昨年不思議に思うことがあり、そうさせていただくことにしました。

金閣寺常足亭などを建てられた京都きっての数寄屋の名工・木下棟梁は、ここがご自身の原点と、京田辺・一休寺近くに移り住みました。

有名な方でしたので、同じ京田辺だしいつかお会いできたらいいなと思いながら過ごしていましたが、なかなかお会いできなかった理由が昨年わかりました。

なんと私たちが京田辺に引っ越してきた日に、木下棟梁のご葬儀が執り行われていたのです。

千賀一生先生著「和のこころ」を読まれて感銘されたジャーナリストの方が、木下棟梁ご存命の頃取材して書かれた記事を、私に送ってくださいました。

その記事を涙ながらに読ませていただき、木下氏の和の心を次世代に紡いでいける私たちでありたいと、記事をコピーさせて頂く許可を得て、教室にご参加頂いている方をはじめ、さまざまな方に配り始めました。

記事を読まれたい方は、お渡し出来ますのでご連絡ください。

記事を読ませていただいた日は茶道の稽古日で、朝準備で忙しくしていたのですが、

「一休禅師の命日を知るべし」というような声を聞いた気がしました。

そのような歴史上の人物の命日なんて、調べられるのかな? なんのために…と思いながら、稽古の準備のことを気にかけながらも気になってしまい、急いで一休さんの命日がどこかに載っていないかインターネットで調べてみました。

とても驚きました。 

私が、ジャーナリストの方から頂いた記事を読ませていただいた日である11月21日、木下棟梁のご命日を知った日だったのです。

一休寺では毎年11月21日に一休禅師の法要をされているそうです。

木下棟梁は、ジャーナリストの方とも話していたのですが、一休さんの肖像画にそっくりです。

なにかご縁がおありなのだなと感じました。

今日、お墓参りさせていたただいて、とてもありがたい気持ちでいます。

0(ゼロ)から再出発する息吹をいただいた気がします。

明日は今年最後の茶道教室の日です。
Kさんからいただいたユーカリやシダで、クリスマスリースを作って玄関に飾りました。
Jさんが沖縄から持ってきて下さった月桃の実も飾りました🎄

真菰の輪飾り作り

昨日、まこもの輪飾り作り&わの舞をさせていただきました。

今年で何年目でしょうか… 集って下さったみなさま、ありがとうございました。

1時間以上リラクゼーションや呼吸で心身をなるべく自然体に近づけて、

作業に入りました。

参加者さまから、この日は満月なのだと教えて下さいました。

ちょうど出来上がって輪飾りで輪を作ったころだったとのことです。

材料を丹念に用意していただいたKさんには大変でいらしたと思います。

運搬から干したり穂先を綺麗に揃えて切ったり束にしたりする作業、

濡らしたり砧で叩いたり、数カ月に渡るご準備に、頭が上がりません。

みなさんも感激されている様子でした。

感謝のお便りも頂いています。

後でKさんにお伝えしないと…

写真を撮らせていただきました。

あらら?…肝心の、Kさんの輪飾りが入っていなかったみたい!💦

サポートに回ってくださっていたので、この時間には作っていらっしゃらなかったかな…

この日のこと、うまく語れません。

この輪が物語っています。

一つ一つ、みなさんみたいに輝いています。

とても美しい輪の輪!でした✨

お茶湯

しばらくこちらを更新できていませんでしたが、

おかげさまで元気に過ごさせていただいています。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

2022年の冬至ももうすぐです。

長く暖かな秋が続きましたが、今月に入りいよいよ冬らしい空気の冷たさが身に沁みるようになりました。

師走に入ってからすぐ、お茶湯を行わせていただきました。

お茶を勉強されて数年経つ方々が参席してくださるようになったので、

私がそんなに言葉で誘導しなくても、衣擦れの音を聞いたり、襖の手かがりや喚鐘の余韻を合図にして、

無言で茶室にいざなわれる流れが出てきているのもあり、

静寂さが年々深まっているように思います。

2022年12月2日撮影
待合では白鷺の絵の汲み出しで白湯をお出ししました。
この日、前の川に美しい白鷺が優雅に佇んでいました。

この日だけの生菓子 ー道明寺粉の雪もちー

Sさんからいただいた、「さざれ菊」。